昇り終えてから糸を持つ手をゆるめると今度は人形が降りてくるのですが、細長いパーツはピンピンとはねるような面白い降り方をします。この動き方を紐ではなく、棒を使ってできないかと思い考えついた作品です。
スタンドになる部分はとぐろを巻いたへびの親で、50cmの棒を外れないように差し込んでボンドで留めてあります。その上に跨ぐようにかえるの親、その上に8匹のへびの子。先には棒に差し込んだかえるの子。へびの親とかえるの子は動かず、かえるの親と8匹のへびの子が追いかけたり逃げたりして降りて来ます。昇り人形のように昇ることはできませんが、降りて来る動きを強調し、かわいくなるように子へびの舌に赤いフェルトを使っています。