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2026年馬年「ウマの組み木(2)」
九頭の馬と花(うまく舞う)


来年2026年は、ウマ(午)年です。年男の知人から「うまくいく」「うまく回る」という語呂合わせで大変縁起の良い九頭馬の組み木が出来ないかという相談があったことがきっかけで生まれた作品です。
まず、最初に思いついたのは、三頭の馬を組んでサークルにした旧作の「トライアングルホース」を使うことでした。九頭ならば、三頭×三組ですので、このシルエットの馬を九頭使って輪(円)に組むことができれば、それぞれを外した時には、九頭が疾走するシーンや三頭がサークルになるシーンも再現できるはずです。
しかしすぐに問題が起こりました。この合同の9頭の馬を輪のように置くだけでは、持ちあげるとバラバラに崩れてしまいます。それを解決するためのアイデアがなかなか浮かばず、時間がかかってしまいました。
結局、どの馬も後ろ脚をその次に来る馬のたて髪に差し込み、もう片方の前脚の先は、輪の中心部に大きな風車状の花を作って、その花弁の元に差し込むことで固定が可能となり、問題を解決できました。
また馬の個性を楽しめるよう九頭の馬の樹種は、すべて違う国産材を使用しましたので豪華さも増したと思います。
完成した作品は、馬と花びらが輪になり風を切って美しくぐるぐると舞っているようなイメージになりました。そこで前から読んでも後ろから読んでも同音、同語になる「うまくま(舞)う」という回文のサブタイトルを付けました。
因みに回文組み木は、十二支のトリの組み木にある「ニワトリとワニ」に次いで二作目になります。
まず、最初に思いついたのは、三頭の馬を組んでサークルにした旧作の「トライアングルホース」を使うことでした。九頭ならば、三頭×三組ですので、このシルエットの馬を九頭使って輪(円)に組むことができれば、それぞれを外した時には、九頭が疾走するシーンや三頭がサークルになるシーンも再現できるはずです。
しかしすぐに問題が起こりました。この合同の9頭の馬を輪のように置くだけでは、持ちあげるとバラバラに崩れてしまいます。それを解決するためのアイデアがなかなか浮かばず、時間がかかってしまいました。
結局、どの馬も後ろ脚をその次に来る馬のたて髪に差し込み、もう片方の前脚の先は、輪の中心部に大きな風車状の花を作って、その花弁の元に差し込むことで固定が可能となり、問題を解決できました。
また馬の個性を楽しめるよう九頭の馬の樹種は、すべて違う国産材を使用しましたので豪華さも増したと思います。
完成した作品は、馬と花びらが輪になり風を切って美しくぐるぐると舞っているようなイメージになりました。そこで前から読んでも後ろから読んでも同音、同語になる「うまくま(舞)う」という回文のサブタイトルを付けました。
因みに回文組み木は、十二支のトリの組み木にある「ニワトリとワニ」に次いで二作目になります。






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