今年も残り少なくなりました。毎年この時期に悩む十二支の課題ですが、2021年はウシ(丑)年ですので、ホルスタインのデザインを紹介します。※その他のウシ（丑）の組み木はこちらからどうぞ！

動物組み木のデザインを制作する時の発想は、大きく分けると二通りあります。一つ目の方法は、先に全体のシルエットを決めておいてその内側を分割していくやり方。例としては、「ホルスタインの十二支」があります。シルエットが牛のホルスタインになっていて、中のパーツは、牛以外の11種類の十二支で構成しています。立てて置いても崩れません。このタイプの組み木は、バラバラにした動物を子供たちに渡して遊ばせるといいと思います。何が現れるか楽しみに！写真は「ホルスタインの十二支」です。

二つ目の方法は、最初にシングルの動物を描きます。この形はもう少し発展出来そうだと思った場合には、その個体の上下や左右に別の個体をくっつけて増殖するやり方です。この方法で「ホルスタイン(シングル)」の上部に子供を乗せた「ホルスタインの親子」、左右に添わせた「ホルスタインの家族」、家族が収まる牛舎を付けて壁に掛けられるようにした「牛舎の仲間(A)」と次々に作品を描きました。このタイプは、子供たちがお話を想像しながらレイアウトを変えて遊ぶのに適していると思います。但し、組み木は子供たちだけではなく大人の心も掴むものですが・・・。

写真は「ホルスタイン（シングル）」です。